宛てもなく、外に出た。何日ぶりかな。

なんと後輩に会った。
そしてなんと、彼女は指定校推薦で合格したらしい。私の志望校のひとつである、早稲田に。

とても喜ばしい事で、自分のことのように嬉しく感じた。
ひがむ感情など出てこなかった。
自分にも素直に人の幸せを喜ぶ気持ちが残っていたんだなぁ。

要領が良くて、かつ努力していて、きっとああいう子が賢い人間なのかもしれない。

…と、考えると、やはり自分の要領の悪さが思いやられるわけではあるが。

私は指定校推薦なんて、まず存在を知らなかったもんなぁ…。知ったのは、ふたつ上の先輩が同じく早稲田に推薦で受かった時だった。
でも、知っていたとしても、自分の体力の無さ、運動神経の無さ、提出物等物忘れの激しさ…を思うと、どう考えても指定校推薦なんて無理だったと思う。
学年304位、かつ、三年の時なんて精神壊れて保健室登校だったのだ。その時は順位さえ出なかった。


私は本当に駄目だなぁ…。
自己憐憫してみる。

進路だって美大行くってあんなに言ってたのに、あっさり気が変わる。気が変わるっていうか、そもそも迷っていたのだけどね。
進路決めるのに一年使ってしまったようなものだ。

そして今、浪人して、成績すごく上がったけど、直前にしてこのスランプ。

でも、いいカンフル剤になったかなとも思う。少しは刺激がないとやる気に繋がらないし、ね。
やる気を持続させたい。


もう少し、要領のいい人間になれないものか。
思い返すと、いつも失敗ばかりだった気がする。


でも、今チャンスがある。頑張ろう。


私はいつまで若くいられるだろうか。


若いというのは、夢を持てるということだ。


お茶大か早稲田に受かりたい。
絵の作家活動をしたい。
先輩と仲直り(と表現すべきか)したい。


全て叶うだろうか。



要領というか、…何が悪かったのか今わかることはたくさんあるけど、当時の自分に気づけるとは思えない。
運が悪かっただけなのだと考えたい。

いじめだって失恋だって病気だって、私が原因に気づけたとは思わない。

でもそのぶん成長したと信じたい。

ああ、けれども、きっと要領の良い人間は一生こんな悩みを抱える事はないのだろうなぁ。

19にしてなんだか老けてしまったような。
どうして周りの人のように、もう少し気楽に生きられないのかな…。
周りだって悩んでることたくさんあると思うけど、やっぱり、鬱とかになってないだけ、嫌な事があっても、そこまで辛い気持ちが強く続いたりしないんだと思う。

楽天家にはなれそうにない。
でも、要領の良い人たちよりも、強かったら、なぁ…。

自分で事態を悪くしているのかも。
良いじゃないか、大学なんてどこだって…と思うけど、ずいぶんプライドだけは高い自分。

メンタルが弱いとか言われると本当に落ち込む。
大学受験は忍耐なのだから、落ちたらメンタルの弱さを強調されるようだ。
先輩や後輩たちに自分が到底及ばぬ人間なのだと感じる事はどれほど辛いだろうか。


そしたら生きていけないと思う。
死ねるかわかんないけど。

体調のせい、親のせいになんてしても仕方がないわけだし。


たとえ不利な条件だったとしても、神様は何も加味してくれやしないのだ。

弱肉強食が自然界なのだ。
現代の人間の世界には、いくら福祉が充実していても、神様が決めた弱肉強食のルールは根本的には覆せない。


昨日も何か泣いていたのに、今日も泣いてしまった。
涙腺緩いみたいだ。
立ち読みした太田光の小説で泣くのだから相当きていると思う。


受かりたいです。
それだけ。

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どうにも、やる気が落ちてるのかな…。なんでこの時期に…。
過去問に向かってなんとか解こうとするんだけど文章が頭に入ってこない。
一応解くと、出来は最悪ではないのだけど、いまいちだし当てずっぽう感が…。

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受か〜る。
私は受か〜る。
センターで奇跡の三科満点!
がんば〜る。


今日は昨日の続きかなー。