テンポキープの悪夢で目が覚めた。

中高とずっとパーカッションやってきたけど、テンポキープの技術はとうとうあまり上達しないまま終わったと思う。

最初から最後まで指揮者や打楽器パートの人や他のパートの人にまで注意の指摘を受けていて、自分でも毎日改善する為にあれこれ努力したけど、確かに多少は改善されたかもしれないが、周りのレベルには届かずじまいだった。

メトロノームに合わせるのはできるんだけど、メトロノーム無しで刻んだりすると、速くなったり遅くなったりするという感じ。
自覚ができないから聴いてもらったり、録音したり、あるいは無音にした電子メトロノームに合わせて始めて、途中から見ないようにして、しばらくしたらまた合ってるか見るようなことをして確認できる。

頭の中でリズムに最大限に集中しても、やっぱり速くなる・遅くなると注意された。
指揮者や講師に相談して見てもらったり、基礎練習にテンポキープの練習を取り入れたりしたけど、ある程度以上改善できなかった。
一番効果があったのは、その曲で使うテンポを記憶してしまう事で、メトロノームにイヤホンつけて持ち歩いて、いつでもそのテンポが正確に再現できるようにしていた。
区別するためにテンポによって、イメージする音色や音程を分けて記憶した。
だけど、あまり長い間正確性を保ったまま覚える事はできなかった。
何より指揮者が速さを変えてしまうと役に立たなかった。


今ではもう、あれ以上改善しようのない、才能の問題だったのかなと思う…。

もちろんみんなだって初めからできるわけじゃないけど、ちょっと楽器に慣れてやり方みたいなのがわかってしまえばそんなに大きな苦労なくできてしまうようだった。だいたい一年くらいで。
コツみたいなのがあるのだと思うが、私には無い感覚なのかもしれない。
元から持ってる感覚に依存してるのかな。
努力家であろう日本人のプロでも本場のジャズのリズムが(基準自体高いだろうが)苦手だったりすると言うし。

おかげで現役の時は常にテンポキープという言葉にナイーブだった…。
どんなに洗練された音でも、リズムに合っていなければ意味が無い。
元から流れがある中で、一発合わせるのは出来たんだけど、スネアとかドラムセットとなると悲惨。
木琴でも、長いメロディーでテンポの目安が指揮棒だけとなると、途中で速くなったりする。


悔しさは残っている。
テンポキープができたら、私がおこられる事は他にはそんなに無かったろうに。
強いて言えば、音色が時々攻撃的過ぎで耳に痛かったり、音が通り過ぎて目立ち過ぎたり。
つまりは、デカくて、輪郭がはっきりしている、鋭い音ばかり出していたのだ。
それでたぶんテンポキープできていないのが余計に強調されたと思う。

でも、この音色はわざとやっていたから曲によってはちゃんと抑えていた。


他パートの後輩に人前で罵倒された時もテンポキープの事だったと思う。
彼の言葉遣いが暴言に近かったので場の雰囲気が悪くなってしまって印象に残っているのだけど、別にその事自体は嫌な記憶とは思っていない。あまりにもできなかった事だけが気がかりだった。


その事でパートの中、部活の中で本当に引け目を感じた。
自分が一番足手まといなんだと思っていた。実際のとこは、よくわからないけど、合奏で注意された回数はトップなんじゃないか。



…という事をどうして今思い出して悩まなければならないのかさっぱりである。

でも、悔しい。
テンポキープの感覚さえあればな…。

もうひとつ悔しいと言えば、三年になってから体調崩して、予備校あったといえ最後の文化祭で上手に演奏できなかったこと。
私は一年生のとき、三年の先輩がとても上手に演奏するのを見て本当に憧れたものだった。
今では、先輩のうち2人は、なぜかよくご飯食べに行ったりするくらい仲良くて、1人は恋愛でごたごたして、もう2人とは連絡取っていない。

部活がなくなって個人としての付き合いになると変わってしまうものだ。
テンポキープとか演奏の巧拙は、誰も気にしていないように見える。

そうやって、テンポキープの問題を解決できないまま通りすぎて行くのは、問題無いんだろうけど、なんだか後味が良くない。
課題を残したまま引退してしまった。


それで、テンポキープの亡霊が夢に現れるのであった。


恋愛なんて、もっと完結しないものだけど。

本当は、失恋して新たな恋などしたくない。
失敗から逃げたくない。


本当に好きなら一貫性を持って、ふられたからといって好きになるのをやめるべきでない。

…というか、どうしても不自然な力が働くと思う。あえて意識しない、とか。
そうやってるうちに好きな気持ちも本当に無くなっちゃうのはまぁ、いいとは思うんだ。


でも、今のとこ、そういう事はできていない。
ほっとくうちに変わったりしない。表面的にはできるけど。

大して忘れないで生きてるのも、まぁ、いいと思う。

忘れてしまう方がたぶん楽だけど、人生自体、きっときれいに完結しないんだから、いいよ、これで。


なんの完結性もなく今度死ぬかもしれないんだから。

ストーリーなど無く、常に今しかない。
今どうしたいか。


ああ、眠い…。


大学生になりたいなぁ…。はぁ…。

大学生で、オケか吹奏楽やって、バイトしたらもう絵描く余裕なんかないだろうな…。
今までやってきただけに、音楽の方がたくさん人と関われるし楽しかったりする…。


でも絵の方が、未知の可能性はあるはず…あるのかな。


絵で何をしたいっていうのがはっきりしないな。
画風とか無いし。



とりあえずは合格しなきゃ、ね。



合格して、まずは時間を気にせずに買い物したい。お洋服。
ちょっと息抜きの買い物じゃ時間使えなさすぎてストレスだったりする…。
こだわりたいですね。


きっと、体力も無いし、あまり色んな事はできないだろうな、大学生。


頭も良いし、絵の才能もあるし、営業的な事も得意な方だし…という自負はある。
しかし方向性とか、やりたい事とずれている気がする。

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今更英単語にやや苦戦。
単語帳はやっていたんだけど、補足ノートを最近見直してなかったからなぁ。
覚える必要あるのかようわからんレベルのも多々あるが。
でもここまできたんだから最高の状態で受験したいですね。

英語は、単語熟語力を磨き、空欄補充と会話と英作文を練習する感じで…。

国語は、古文単語・文法、漢文句形・単語…。


国語、なーんかコスパ良くないなぁ…。
演習少ない?

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カビの生えたポカリ飲んじゃったよぉ…がぁぁぁん。

なんか不味いなと思って入ってた容器を見たら見事な緑色と白のカビが。
大丈夫かなぁ。
がんばれ胃酸。

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私の頭の中では、たくさんの人が暮らしているらしい。

夢の中に、小中高の同級生や先輩後輩がたくさん出てくる。

最近は気にしてないつもりの先輩も出てくる。
特に仲良かったわけでもない後輩も出てくる。特別に仲良くなくても、私にとってはひとりひとり大事なんだと思う…。

ちょっと話をするくらいの存在の人って、そこにいるときしか仲良くできないから、離れてしまうと急に遠くなっちゃうね。


仲良しの友達、ちょっと仲良しの知人、ごくたまにしか話さない知人、みんな居て初めて豊かな場があるような。

今は、個人的にまで仲良い人とごくたまにメールするレベルなわけです。
知人とは無縁に…。


嗚呼、社会に帰りたい。


先輩とも、できたら直接話したいな…。
謝るのも変かなぁ…。
まぁ、そのままでもいいっちゃいいんだけど。もう会わないかもしれないし。
でもどうせなら何かしてみた方がプラスになるかもしれない…。凹まないなら。